北欧の短い夏に咲く、ひまわりの力強さを思わせる陶板。

リサの作品には珍しいほど、正面に咲いた大輪が堂々と描かれています。

しっかりと厚みのある土台に、重なり合う花びらと立体的な種の部分が印象的です。

そして裏面には、スウェーデン語でこんな言葉が添えられていました。

KONSUM（コンサム）というストックホルムの企業が、何らかの表彰や記念として贈ったもののようです。

贈り手と受け手の間に交わされた、目に見えないストーリー。

アートの中に刻まれた時間の重なりを感じさせてくれる一枚です。

陶芸ならではの釉薬の美しさが際立つ、葉っぱの陶板。

落ち着いたグリーンのグラデーションと、葉脈の凹凸が見事に表現されています。

光の角度によって変化する色合いも魅力。

自然とのつながりを大切にしていたリサの哲学が、静かに伝わってくるようです。

ちょこんと座って、まっすぐにこちらを見つめてくるネコ。

少しばかり気難しそうな表情に、思わず「どうしたの？」と話しかけたくなります。

でも、今回の色合いは、なんだか穏やかな表情にも見えます。

入るたびに表情が違ってみえるのも楽しみのひとつ。

リサ・ラーソンの代表的なモチーフのひとつ、ネコのシリーズからのレアな陶板。

無骨さと可愛らしさのバランスが絶妙で、ネコ好きさんにはたまらない一枚。

UNIKシリーズは、同じ図柄でも釉薬の出方や表情が少しずつ異なり、ひとつとして同じものはありません。

そしてどの陶板にも、土の質感と手仕事の温もりが詰まっています。

「毎日をちょっと好きになる」

そんなきっかけを、この小さなアートピースがくれるかもしれません。

ぜひ店頭で、あなただけの一枚を見つけてくださいね。