年末年始をゆっくり過ごされた方も、忙しく過ごされた方も、
ようやく日常生活に戻られたころでしょうか。
年の初めは、何か新しいことに挑戦してみたくなりますよね。
日本で一番日照時間が少ない土地で育った私は、雨の日が嫌いではありません。
在宅中なら雷にもワクワクしてしまいますし、冬のグレーな空も、
慣れてくると不思議とホッとした気分にさえなります。
……と言いつつ、1週間も続くとさすがに太陽が恋しくなりますが、
その分、わずかな薄日にすら感謝できるようになるんです。
あくまで個人的な感覚ですけれど(笑)。
なぜ雨の日が嫌いではないのか。
それは、外出しなくていい日の雨を、ぼーっと眺めるのが心地よいからです。
波の音や小川のせせらぎ、焚き火などと同じく、雨の音にも「ゆらぎ」の効果があり、
リラックスさせてくれるのでしょう。
オカリナはゆらぎの楽器と言われているのをご存知でしょうか?
奏者の息を吹く動作が音の「震え」や「揺れ」を生み出し、
絶妙な調和を生み出すからだと言われています。
春の訪れを告げる鳥として親しまれているカッコーのデザインの陶器のオカリナ。
素朴でありながら癒やしを与えてくれる陶器のオカリナは、外見の通り音色も優しく、
聴く人の心も演奏する人の心も穏やかにしてくれます。
使っても飾っても心休まる作品です。
実は私、5歳から大人になるまでバイオリンを習っていました。
バイオリンの音色には「1/fゆらぎ」という、自然界のせせらぎと同じ
リラックス成分が含まれている……という話を最近知りました。
これまでは弦楽四重奏や市民オーケストラで演奏してきましたが、
正直、自分の弾く音に「癒やされる」と感じたことは一度もありません。
むしろ音程のズレや雑音が気になってしまい、
リラックスどころか肩に力が入ってしまうことの方が多かったです。
やはり「聴く」のと「弾く」のは別物なのでしょうね。
ライフスタイルの変化とともにバイオリンから遠ざかっていましたが、
今年の挑戦のひとつに「バイオリンの練習再開」を加えようかなと思っています。
そして、いつか誰かをホッとさせる「ゆらぎ」が
聴こえてくるようになるといいなぁと願っています。