枡には1300年以上の歴史があるそうです。
規格が統一されたのが大宝元年。西暦701年とは随分むかしに遡ります。
雑多のように使われていた枡が、豊臣秀吉の時代に太閤検地で十合一升の京枡が使用されたことで、
徳川幕府もこれにならって京都と江戸に「枡座」というものを置いて規格を管理したようです。
現在の枡は京枡に準じていて、家庭用の米びつに用いるのは五勺枡(一合の半分)、祝儀などの枡酒用は
一合枡が使われます。
我が家の実家でも枡に米びつからキャッチしておりました^^
枡には、計量と分配の機能が神の役割を代行するものと考えられてきたんですって。
神の恵みである食物が枡によって適正に計量、分配される行為に人々は公明正大な神の力を感じていました。
そんな枡を重ねるとアートです。
神のピラミッド。