こんにちは、SHINOです。
新しく届いたコンテナの家具たちを、
平日を中心にメンテナンスしています。
いつものように、相棒のハムダキンで拭いていると、
なかなか取れない“線”が…。
「いつもなら取れるのに?」と不思議に思い、
師匠の一人に確認してもらったところ、
なんとそれは汚れではなく“模様”でした。
そこで初めて知った「杢(もく)」
木の繊維が複雑にねじれることで生まれる模様で、
光の当たり方によってキラキラと輝きが変わったり、
平面なのに立体的に見えたりするのが魅力です。
厳しい自然環境の中で育った木に、偶然現れる特別な表情は
まるでアートのような存在感があります。
そんな素敵な模様を、一生懸命消そうとしていたとは…
申し訳ない気持ちになりました。
さらに「杢」は、バイオリンの裏板にも使われていると教えていただき、
「そういえば私、バイオリン持ってる!」と帰宅後すぐに確認。
ありました、ありました。あの模様。
14歳の頃から何十年も持っているのに・・・
当時は「虎柄みたいだなぁ」なんて思っていました(笑)
なんとなく虎っぽいですよね?
ちなみに私のバイオリンには、製作年が本体の中に記載されているのですが、
何年に作られたと思いますか?
底板に貼っているラベルに製作年号が記載されていて、
正解は1884年。今から約140年前のものになります。
バイオリンは、メンテナンスの状態や個体差にもよりますが、
音色にツヤが出るまでに10〜30年、50年以上で音に立体感が生まれ、
空間を包み込むような響きへと変化していくそうです。
そして100年以上経つと、近くで聴くと柔らかく、
それでいて遠くまでしっかり届く、
豊かな倍音と芯の強さを持つ音色になるのだとか。
店内に並ぶ家具たちも、50年以上の時を経てきたものが多く、
こうしてしっかりと風格をまとい、安心感のある佇まいになっているのだと、
改めて感じました。
最後に、一般的にバイオリンに使われる木材についてご紹介します。
・表板:スプルース(ドイツトウヒ、欧州スプルース)
・裏板・横板・ネック:メイプル(カエデ、シカモア)
・指板・糸巻き:エボニー(黒檀)
そして、某企業のCMでおなじみのあの木はご存知の方も多いと思いますが、
ハワイ・オアフ島のモアナルア・ガーデンズ・パークにある
「モンキーポッド」というネムノキ科の巨木です。
店内には「杢」が美しく現れている家具もありますので、
ご来店の際にはぜひ探してみてくださいね。
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