手がけたのは、北欧陶芸界の名匠 Berth Ferdinand Norrman(ベース・ノーマン)。
1919年に生まれ、1956年に自身の工房 Norrmans Keramik をモタラに設立して以来、
長きにわたり数多くの作品を残してきた作家です。
ベース・ノーマンの作品には、自然や動物を愛する視点がやわらかに宿っています。
人や動物、鳥、植物など、身近なモチーフを豊かに表現しながらも、派手さではなく
“ 暮らしにすっと溶け込む存在感 ” が特徴。
釉薬の表情や素朴なフォルムから、長い時間を経ても変わらないあたたかさが伝わってきます。
つぶらな瞳が愛らしい「フクロウの置物」
今回入荷した中でも、ひときわ目を引くのが フクロウの置物。
丸みのあるフォルムと、じっとこちらを見つめるような瞳に、思わず心がほぐれます。
釉薬のかかり具合や表面の揺らぎは、ヴィンテージならでは。
同じ形であっても、ひとつひとつ顔つきや色の出方が違うため、
“ この子だけの個性 ”に出会えるのも魅力です。
フクロウは北欧でも幸運を運ぶ象徴とされ、玄関やデスクの隅、本棚の一角など、
さりげない場所に置くだけでふっと空気がやわらぎます。
眺めるたびに、ちょっとした癒しを届けてくれる存在です。
空間をやさしく彩る「トリの陶板」
そしてもうひとつ、ノーマン作品の魅力を語るうえで欠かせないのが トリの陶板。
壁に掛けるだけで、まるで一枚の絵画を迎えたような表情が生まれます。
鳥の姿はシンプルな線で表現されながらも、柔らかさや生命感があり、
どこか音のない “ さえずり ” を感じるような静けさがあります。
釉薬の深みのある色合いは、自然と北欧家具や木のインテリアに馴染み、
空間にリズムと奥行きを添えてくれます。
陶板は飾るだけでお部屋の雰囲気を整えてくれるので、お気に入りの場所に飾ってみませんか♪