■Flensted Mobiles(フレンステッド・モビール)
古くからデンマークの伝統的な手工芸として継承されてきたペーパークラフトを、
現代のライフスタイルに合わせたバランスモビールとして生まれ変わらせた、半世紀以上の歴史を誇る
Flensted Mobiles(フレンステッド・モビール)。
数々の美術館ともコラボレーションをし、世界中から注目されているデンマークを代表するブランドの1つです。
上質なモビールを生み出すため、正確なバランスポイントを注意深く研究し、熟練の技によって
ひとつずつ制作されています。
パーツひとつひとつが自由に動きまわる遊び心満載のモビールは、知育玩具としても親しまれています。
空間のかすかな空気の流れを捉え、正確なバランスポイントで吊るされたパーツが生命を得たようにゆらゆらと揺れ動く様は、「動く彫刻」とも呼ばれています。
作家アンデルセンが生まれた街、デンマークのオーフスで、3代に渡ってペーパーモビールを制作する
Flensnsted Mobiles(フレンステッド・モビール)。
伝統を大事にしながら、常に新しい表現を追い求めて日々新しいモビールを作り続けています。
2代目となるオーレ(写真左)がモビールを考案し、パートナーのオーサ(写真右)がセールスや
アシストを行っています。
Flensted Mobiles設立のキッカケは、1953年にクリスチャン・フレンステッドが、
彼の娘メッテの洗礼のお祝いにと作ったコウノトリのモビールでした。
それはまったく個人的な贈り物でありましたが、今日に至るまでコウノトリのモビールは大事に作り続けられ、
世界中の人々に愛されています。
フレンステッドモビール社の2代目であるオーレは、小さい頃から父クリスチャンのモビール作りを見ているのが
大好きで、モビールを動かす時の独自の世界が広がる瞬間がマジシャンを見ているようでした。
モビールに囲まれて育ったオーレが初めて自身の作品を作ったのは1970年。
20歳の時でした。オーレの処女作" フーツラ"は、彼の中でも特別思い入れが強く、
フレンステッドモビールの中でも長く愛されている作品です。
クリスチャンは、エレガントでクラシックな作品と、今まで見たこともないような極めて独創的な作品、
両方の想像力を併せ持ち、それらを絶妙にバランスさせる感覚に秀でていました。
そのバランス感覚は、彼の後を継いだオーレにもしっかと受け継がれています。
フレンステッド家によって現在までに作られてきたモビールは、250種類にものぼります。
デンマーク国内外での展示やコラボレーションを積極的に行っており、現在もコペンハーゲン国立美術館
(National Gallery of Denmark)内で常設展示でたくさんのモビールを楽しむことができます。
簡単で飾りやすいことから、ギフトにも喜ばれるモビール。
お祝いに合わせて贈ってみませんか♪
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