今から50年も前になります。
1966年にポルトガルで生まれたアルコペディコのサンダル。
アルコペディコは、ポルトガル語で「足のアーチ」という意味があります。
創業者であるエリオ・パロディによる想いが込められた人間工学から生まれたサンダルです。
ポルトガルは古来から坂道が多く、道路は固い石畳になっているなど足に負担が掛かりやすく、怪我や病を患う人も少なくなかったそうです。
そこで、足の負担を軽減し「歩きやすく、疲れにくい」を追求して作られたシューズがアルコペディコです。
エリオ氏は身体の重要である背骨を支える役割も担っている土踏まずのアーチを正しくサポートするべき!という強い信念を抱いていました。
そして、直接加重が掛かるソールに圧力を分散して負担を軽減する構造を考案し、アッパーにはフィット感を持たせ理想の履き心地を実現しました。
当時、ポルトガルは固い靴しか売られていなかったそうで、このことに疑問を抱いたこともアルコペディコが生まれたきっかけなんですね。
BOLIGがある仙台の南中山も坂道が多いのでピッタリなサンダルです。
サンダルは熟練の職人が一足一足丹念に作り上げているので、私も3年前にこのサンダルを手にしましたが壊れることなく丈夫な作りです。
ぜひ、皆さんにも履いていただきたいサンダルです。