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BY hidemi konno | 2022-07-11 18:39:34 | 家具, ヴィンテージ

■1960年代 コーヒーテーブル

北欧デンマークで買付けをしたタイル付きのコーヒーテーブル。
脚もすらっとしていて、圧迫感なくお部屋にも馴染みます。



15✕15cm角のタイルが6枚だけテーブルに埋め込まれているスタイルで、
熱いポットや鍋など、そのまま置くことが出来る生活の知恵から生まれたテーブル。
部分的にタイルがあることで見た目がすっきりとしています。






全体的にはチーク材でつくられているので、木目がとても綺麗です。
味わい深く歴史を刻んでいる部分もありますが、オレンジオイルで磨きながらまた暮らしに寄り添えるテーブルですね。



2人掛けソファの前に置いてちょうどいいサイズ感です。

W128✕H52✕D62cm
¥12100








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BY hidemi konno | 2022-07-11 18:00:57 | 家具, ヴィンテージ

■1960年代 コーヒーテーブル

北欧デンマークで買付けをしたキャスター付きのコーヒーテーブル。
天板がユニークなデザインでお部屋で過ごすのが楽しくなりそうなテーブルです。





雑誌やティッシュ箱、リモコンなど身の回りの小物などを置いておける便利な棚板付き。
そしてキャスター付きなところが、自由に動かせて床のスペースを上手に使うことができそうですね。
例えば、ストレッチやヨガなど体を動かしたいときなどテーブルを寄せておけるのは嬉しいポイントです。



こちらのキャスターは取り外しが可能で、約5.5cm程度高さは低くなりますが、固定してもお使いいただけます。
暮らしに合わせて自由に使うことの出来るテーブルですね。



一人掛けソファの前に置いておりますが、二人掛けソファにも合いそうなサイズ感です。

W98✕D56✕H48.9-54.3㎝




 

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BY hidemi konno | 2021-05-13 00:00:07 | キッチン雑貨, 装飾品, ヴィンテージ

カブ、ニンジン、アスパラガス、グリーンピース、玉ねぎ、ディルやフェンネル…。
北欧の食卓を彩る野菜やハーブが、大胆なタッチでぐるりと描かれたこちらの陶器は、
Rorstrand(ロールストランド社)より1956年に発表された「Picknick(ピクニック)」シリーズ。


とってもカラフルで、ユニークで、見ているだけで心がウキウキ。
その名の通り、お家でピクニック気分を満喫できるアイテムですよね!
半世紀以上も前のデザインなのに、新しさを感じてしまう名作です。

デザイナーはMarianne Westman(マリアンヌ・ウェストマン)。
1928年、スウェーデン生まれの彼女はKonstfack大学でデザインを学び、
Rorstrandへ入社。代表作の「Mon ami(モナミ)」「Picknick」など、数々の可愛らしい作品たちを残しました。

「Picknick」を彩る野菜たちは、彼女が生まれ育ったダーナラ地方の豊かな自然からインスピレーションを受けて誕生したデザインとのこと。
自由な感覚でデフォルメされていて、一見、子どもが描いたような素朴なタッチになっているのも、Marianne Westmanらしい遊び心です。

可憐なデコレーションに加え、柔らかな曲線の美しいフォルムも彼女の作風の魅力。
特にこの「Picknick」では、取っ手や蓋、優しい丸みなど細部にこだわりが見られ、
そのフォルムとアートワーク共に、北欧モダンスタイルのアイコン的存在です。


しかし、発表当時はかつてない新しいデザインだったため、経営陣が難色を示し、市場に出るまで2年ほどコレクションルームにお蔵入りになっていたという秘話も!
なるほど、ブルーの玉ねぎに黒い直線で描かれた葉っぱ…。65年後の今なお斬新なこのデザイン、当時のスウェーデンではセンセーショナルな発想だったのでしょうね。


しかし発売されると大人気。白地のベースに、縁の部分にだけビビッドなカラーで描かれた野菜のパターンは、お料理を美味しく&明るく演出してくれると評判でした。
それまで、クラシカルな植物柄やシンプルな無地の食器を見慣れていた北欧の家庭に、この明るい食器がどれほどの喜びをもたらしたかは想像に難くないですよね。

結局、1969年までのロングセラーになったばかりか、後にはよく似た製品も作られました。また、当時にしてオーブン対応だったのもすごいところ。
共働きが増え始めた時代、主婦にとって、キッチンから食卓にそのまま運んでも絵になる食器は大歓迎だったことでしょう。


窯元のRorstrand は、1726年にスウェーデンで創業した欧州で2番目に古い陶磁窯。スウェーデン王室御用達であり、その器はノーベル賞授賞式の晩餐会でも使用されることでも有名な窯でした。
しかし、残念ながら2005年、280年近くに及んだスウェーデンでの生産が終了。
現在は「Ittala(イッタラ社)」の傘下において、一部商品の生産が継続されてはいるのですが、この「Picknick」シリーズは作られていません。
今や現存する陶器は貴重なヴィンテージ品のみ。本国でも本当に希少なアイテムです。
「Picknick」パターンは、「Almedahls(アルメダールス社)」からティータオルやカッティングボードの現行品が販売されるなど、今なお根強い人気があります。

永遠に色褪せず、食卓を明るくしてくれる不変のデザイン。
一つ一つ、ハンドペイントで彩色されているので、オブジェとして飾っておきたくなる存在感があり、キッチンにあるだけで料理や食事の時間が楽しくなりそう。

キャセロールやソースパンなら小物入れに使っても素敵。
ピッチャーにはお花を生けてみたり、お皿は壁に飾っても良いですよね!
65年前のMarianne Westmanのように、自由な発想で。
あなただけのピクニックを楽しんでくださいね。




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BY hidemi konno | 2021-05-13 00:00:01 | キッチン雑貨, 装飾品, ヴィンテージ

真っ白な器に描かれた藍色のお花は、まるで蝶が舞っているかのよう。
ついつい「わぁ、可愛い!」と、声に出したくなるテーブルウェア。

清楚で可憐なこちらの食器は、スウェーデンの「Rorstrand (ローストランド社)」から1952-1987年に製造された「Mon Amie(モナミ)」シリーズ。
Rorstrandの数あるシリーズの中でも最も愛されるシリーズで、
国際的な展示会で金賞5回、銀賞を1回受賞しています。


「Mon Amie」とはフランス語で「友だち、恋人」の意味。
大切な人への親愛の情を込めたデザインなのでしょうか。
気の置けない者同士の止まらないおしゃべりが弾む空間を思わせる、
温かくて和やかな雰囲気をまとっています。

こちらをデザインしたのはMarianne Westman(マリアンヌ・ウェストマン)。
1928年、スウェーデン生まれの彼女はKonstfack大学でデザインを学び、
Rorstrandへ入社。彼女がデザインした「Mon Amie」「Picknick」「Red Top」といったテーブルウェアは、当時のRorstrandの売り上げの半分以上を占める人気でした。
その成功により、彼女は仕事仲間から“陶器の母”と呼ばれていたそうです。


中でも一番のロングセラー「Mon ami」は、女性ならではの視点で生み出されたもの。
4枚花弁のモチーフは、雨の降る夏至の夜に咲くローズマリーの花からインスピレーションを受けたと言われています。
クラシカルでありながら、妖精たちが飛び交うようなチャーミングな世界観。
ブルーの花の心和む空気感と、「Mon ami」という言葉が持つ愛にあふれるイメージ。見ているだけで幸せな気持ちをもたらしてくれる特別なテーブルウェアですよね。
 
「Mon ami」シリーズは2009年、Marianne Westmanの80歳を記念して、彼女自身の手でリデザインされた現行シリーズも販売されていますが、こちらは当時の貴重なオリジナル。
やや滲んだ藍色の濃淡は、ヴィンテージならではの美しさと味わい。
柔らかい曲線を描くエレガントなフォルムも、当時を忍ぶものがあります。


窯元のRorstrandは、スウェーデン王室御用達として1726年に創業したヨーロッパで2番目に古い歴史を持つ陶器メーカー。
ノーベル賞の授賞式後の晩餐会で同社の食器が利用されているのも有名な話です。
2005年にはフィンランドのイッタラの傘下となりましたが、その後もブランドを存続し、300年にもわたって格式高い製品を生み出し続けています。


ティーカップやコーヒーカップは小ぶりで、日本の食卓でも使いやすいサイズ。
上品な深い藍色のプレートは、和食とも相性が良いですよね。
おにぎりとお漬物なんかをサッと載せても、トンカツとキャベツでも、
何でも受け入れてくれる懐の深い器。本当に絵になるので驚きます。
器自体に美しさと有機的な生命力が宿っているからこそなのでしょう。

一つ一つハンドペイントで彩色されているので、
インテリアとして飾っておきたくなる唯一無二の存在感。
ティーポットには季節のお花を生けたり、お皿を壁に飾っても素敵です。

お部屋にあるだけで、なんだか他愛のないおしゃべりが聞こえてきそう。
世界中を魅了した名作ヴィンテージと共に、ほっと一息はいかがでしょう♪







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BY hidemi konno | 2021-02-15 09:00:00 | 壁掛け・ポスター, ヴィンテージ

こんなに独創的なアートプレートがあるでしょうか。

北欧を代表するデザイナーStig Lindbergの緻密な計算が生み出した、カラフルに重なり合う独特な色使いにも心奪われます。

Stig Lindbergが1980年にデザインしたアートプレート。
漆黒の夜を背景に、月の光に照らされて向き合う男女が浮かびあがるロマンチックな作品です。
女性の頭には鳳凰、男性の頭には魚が描かれており、まるで空と海の融合を表すよう。
二人のうっとりと優しい表情、髪の毛の一筋まで、繊細なタッチで描かれていて、見るたびに引き込まれる幻想的な世界観があります。

Art Plate 月光の2人



近くで見ると、お皿の上に柄付けというより、お化粧をしているかのように見えます。
二人とも、おめかしをして久しぶりの再開。
まるで七夕の織姫と彦星のようにも感じられます。





お皿の裏にはひもを通せる穴が2箇所空いています。
真上と左に一つずつ。
しっかりと壁に掛けたい方は、プレートハンガーがお薦めです。
お皿をガードしてくれるハンガーです。
(下でご紹介しているプレートに付いていますのでご確認ください)

プレートスタンドを活用して、置いて鑑賞してもいいですね。


変わって対象的なアートプレート。
単色使いで立体的に描かれているアート作品です。

こちらは1960年代の初期に作られているので、月光アートプレートよりは20年先輩ですね。
女の子が魚の頭巾をかぶっている姿は不思議な光景。
魚が好きすぎて一体化してしまったのかと妄想が膨らみます。
毎日見ているたびに、どう見えるか?変わってくるかもしれませんね。

ピアッツァのシリーズは他に3種類の絵柄があるので集めたくなる作品です。

Art Plate Piazza






ほっぺに薄っすらと、光る表現をしているのがとってもチャーミング。

ポスターのようにアートプレートを楽しみましょう。





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