Hertha Bengtson (ヘルタ・ベングトソン)
1950年代、ヘルタはロールストランドで活躍した陶芸デザイナーです。
モナミで有名なマリアンヌ・ウェストマンもロールストランド社で働いていました。
1940年代中頃、ヘルタは彼女の夢であった陶磁器の食器のデザインを始めました。
このビジョンの実現にはヘルタの特性である粘り強さで、高品質の素材の調達、設計、焼成、艶出しという
厳しい作業に4年の苦しい歳月を要したそうです。
1950年には「Bla eld(青い火)」が発表され、日常的な食器類でさえも、芸術的でスペシャルなものを生み出しました。
そこから、新しい作品も次々と誕生しています。
■Koka(コカ)シリーズ 1950年代
当時、大人気となったコカシリーズは素朴な線のタッチがみんなに愛され、温かみのある作品になりました。
丸みのあるフォルムで手に取りやすいコーヒーカップです。
■Linnea(リンネ)シリーズ 1950年代
薄いレモンイエローの中に描かれたお花のデザインが繊細で綺麗なティーカップです。
ソーサーも細い線で描かれ、上品で気品があります。