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BY hidemi konno | 2023-01-30 17:44:58 | 壁掛け・ポスター, ヴィンテージ

その泣き声が聞こえたポポヨラの女主人ロウヒが農場から出て助けに行きます。
お爺さんのところへ行き、一緒に家に連れて帰りました。
お爺さんは、ポポヨラの女主人ロウヒの娘をもらうため、ロウヒからはサンポを作ってくれれば娘をやると答えるが、お爺さんにはその力がなくてできません。
代わりに故郷から鍛冶屋のイルマリネンをよこすと約束し、自分は国まで帰してもらうことに。
その道中ポホヨラの乙女が現れ求婚するも、難題に応えられず断念。
(美人な娘なら誰でもいいみたいなところがあるお爺さんです。。)

このシーンが1988年のプレート。


国に帰ったお爺さんは、鍛冶屋のイルマリネンのもとへ行き、ポポヨラへ行くことを進めるが、
イルマリネンはこれを拒否します。
なかなかうんと言わないのでお爺さんは、荒れ地の巨木の枝先に太陽や月をひっかけ、イルマリネンに木に登ってとるようにすすめます。
お爺さんはイルマリネンが登ったところを大風を吹かせてそのままポポヨラへ送り込みます。
(二人は一応、友人同士のようなのですが…)

このシーンが1987年のプレート。


女主人ロウヒは喜んで、サンポを作ってくれたら娘を差し出すと約束しました。
イルマリネンはサンポを作り上げますが、結局、娘が嫁に行くことを拒否され、イルマリネンは失意の中帰国することになります。

このシーンが1994年のプレート。


ここから話しが変わります。

女癖が悪いが有能でハンサムなレンミンカイネンという男がいました。
彼はサーリに求婚にでかけるのですが、そこで出会うすべての女性に手をつけたのです。
しかし、キュリッキという娘だけは彼になびきませんでした。
どうしてもキュリッキが欲しい彼は、彼女を無理やりにさらい妻となることを承諾させます。
結婚する条件として、レンミンカイネンには決して金銭のために戦にでかけないこと、キュリッキには村へ遊びにでかけないこと、という約束を交わしました。

このシーンが1989年のプレート。


二人はお互いに約束を守って穏やかに過ごしますが、ある時彼女が約束を破り村へ出かけてしまいます。
それに怒ったレイミカイネンは母や妻が止めるのを振り切ってポポヨラへ戦に出かけてしまったのです。
彼はポポヨラに着くとすべての人々に呪いをかけ、盲目の老人だけはあなたの素性はわるいといって呪いをかけませんでした。
レイミカイネンはポポヨラの娘を嫁によこすように言うと、女主人は鹿、白鳥などを仕留めてくれば渡すよと約束をします。
彼は火を吹く魔法のスキー板で鹿を捕まえようと奮闘します。
しかし、彼は白鳥を狙っているところを、ただ一人呪いをかけなかった盲目の老人に射られて河に落ちて死んでしまいます。
レイミカイネンの母は彼の死を感じて、ポポヨラへ向かいます。
母は川の中から彼の顔、手、骨、器官などをかき集めてつなぎ合わせ元の体に戻ったそうです。

このシーンが1978年のプレート。


話しはお爺さんのワイナミョイネンに戻ります。

お爺さんはポポヨラの娘に求婚するために船を造ります。
彼は船を造るのにいくつかの呪文がわからず死後の国や、巨人の体の中へ行きどうにか船を完成させます。
彼が船を出すことを知った鍛冶屋イルマリネンの妹は、そのことを兄に知らせます。
イルマリネンは振られてポポヨラから帰ってきたものの、密かに思い続けていたのでしょう。
慌てて支度を整えて、そりでワイナミョイネンを追いかけます。
求婚に行くときには急流から石を集めるしきたりがあるそうで、妹はイルマリネンのためにサウナの石の準備をします。

このシーンが1990年のプレート。


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